一週間の１日目

雨の憂鬱な日曜日
ポツリポツリという音が次第にサッーとかザッーとかに変わりはじめた
さて、傘はもっていないし、傘を売っている場所もこの駅の近くではとんと見当がつかない。
どうしたものかと足を止めていると前から見知った顔がやってくる、
うれしくなって声をかけると向こうはちらりと視線を外したけれども確実にこちらへ近づいてくる。
「兄ちゃん兄ちゃん！」
俺ははしゃぐように我慢できないで今の今まで気にしていた雨を気にすることもなく兄の元へ駆け寄った、
すると兄は少し驚いたようにしてから口をひらいて「馬鹿弟！濡れるだろ！！」
と俺のほうへ手にしていた俺の傘を開きながら早足で駆け寄ってくる。
「兄ちゃん迎えにきてくれたの、うれしい！」
「いいからさっさと傘を受け取れ、それ以上濡れてどうする」
兄の手からずずっと渡された青い細身の俺のお気に入り、けれども今は兄の大きな黒い傘の中に
一緒にはいりたいな・・と思ったが素直に受け取って礼を言う。
「兄ちゃん、わざわざ迎えにきてくれたの？」
「うるせぇお前が風邪引いて俺にうつったらどうすんだ、このパスタ野郎」
「ヴェーありがとう兄ちゃん」
「うるせぇ・・」

だらだらと増えます。。イタ×ロマ　
金曜日あたりにエロにしたい。。。