完全なる独り善がりを
大公開しちゃおう
なにそれ羞恥プレイ?
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プロフィール
HN:
亀
性別:
女性
職業:
キョン君の秘書
自己紹介:
旦那:鈴木達央
嫁:キョン君
王子:マルス、兼続
姫:L、イルカてんてー、恋次、ヴィラル
彼氏:ハボック、ジーク、サンジ、佐野君、武蔵
パパ:カルツ、太子、成歩堂君
息子:進、ユキヒト、政宗、カヲル君、慧君
嫁:キョン君
王子:マルス、兼続
姫:L、イルカてんてー、恋次、ヴィラル
彼氏:ハボック、ジーク、サンジ、佐野君、武蔵
パパ:カルツ、太子、成歩堂君
息子:進、ユキヒト、政宗、カヲル君、慧君
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今日は厄日だ・・・!!!!!!
まずフォトショで描いたイタロマでボカロトップ絵を完成間じかで
いきなりPCが再起動しはじめて消える
^p^死にたい・・・
一回サイトの画像が全て吹っ飛んだ。
で、しかたないからこの日記にアップロードしたやつを一つずつ拾っていく作業をした。
^p^ちくしょう・・・
で・・・・
そのあと1週間ぐらいかけて書いたイタロマの文がなぜか消えていた!!!!
うおおおおおおおおおお!!!!
文はデータをアップロードなんせしてなかったので死亡。。。
ワードで30P分は軽くあったデータが飛ぶってこんだけ凹むのかorz
やけくそでワードにあったイタロマってかロマ一人語り文をUP
あ、今日新サイトUPしました
で!!!!!
前サイトTOPにブクマしてくださっていたかた
間違って前サイトURLを削除してしまったので
もう一度ここからサイトへお気に入り変更願います・・。
本当に申し訳ないorz
まずフォトショで描いたイタロマでボカロトップ絵を完成間じかで
いきなりPCが再起動しはじめて消える
^p^死にたい・・・
一回サイトの画像が全て吹っ飛んだ。
で、しかたないからこの日記にアップロードしたやつを一つずつ拾っていく作業をした。
^p^ちくしょう・・・
で・・・・
そのあと1週間ぐらいかけて書いたイタロマの文がなぜか消えていた!!!!
うおおおおおおおおおお!!!!
文はデータをアップロードなんせしてなかったので死亡。。。
ワードで30P分は軽くあったデータが飛ぶってこんだけ凹むのかorz
やけくそでワードにあったイタロマってかロマ一人語り文をUP
あ、今日新サイトUPしました
で!!!!!
前サイトTOPにブクマしてくださっていたかた
間違って前サイトURLを削除してしまったので
もう一度ここからサイトへお気に入り変更願います・・。
本当に申し訳ないorz
スペイン広場を思い出せない
ある朝ロマーノはいつもどうり起きると首のところに小さな違和感を感じた、少し寝違えてしまったのかとさして気にすることもなくむくりと起き上がり用意してあったシャツに袖を通した。先に起きている弟が朝食を作る音が聞こえる、顔を洗おうかと足を向けた洗面台の前で再びちくりっと首の後ろに痛みを感じた。メンドクサイな、と右腕を首に回して数回左右に頭を曲げてみたりしたが特別大きな痛みを感じる方向は見つけられず興味を失った。首から離した右手を水道の蛇口に持っていった瞬間ぴくりと身体が動かなくなった。金縛りにでもあったかのように、ただの硬直したでは表せない身体の重さを感じた。嫌な汗が首筋から背中を伝うイメージだけが脳内に張り付くような気がし、世界がモノクロに映りパラパラとまるでゆっくり動く映写機が脳内にゆっくり移る。するとその瞬間後ろからヴェネチアーノが声をかけてきてとたんに右手は水道をひねっていつもと同じ鏡が自分をうつしていた。すこしキョトンとした自分にヴェネチアーノはどうしたのかと投げかけてきたのでそっけなく流してやった。きっとこれは自分でも気にしたくなかったからなのだろう、もしここでこんな些細なことを弟に話せばやはり答えが出ないことはわかっている。ただ不安を大きくするだけにすぎない言葉のやりとりはよそうとロマーノはその朝の出来事をなかったことにしようと誰にも言うことはなかった。
それでもあれからその些細なことが少し気になってボーっと考えてしまうことがあった。今日は自分だけ仕事が入っておらず弟は早々に家を出てしまった。昼になるかならないかあたりにふらりと街へ足を向けた、ナンパをするなら少し服装に気を使い財布の中身を確認するところだろうが生憎ロマーノは今日はそんな気になれず着やすいだけが取りえのほどほどのシャツを羽織って財布も持たずに街へ出てきた。ゆっくりローマ市内を歩きだすと暖かい最近の気候に和やかな気分を取り戻しつつあった、ふとスペイン広場の前まで歩いてきて鮮やかに咲いている花に目を向けもう少し近くで見てやろうと階段を上り始める。一段一段真っ白な階段を上っていくうちにまたあの違和感が首に走った。びくりっと身体をゆすったロマーノだったが周りの人たちはそんなロマーノを気にする前に気が付きもせず横を通っていった、今度はたしかにはっきりした痛み、だった。ふと、あの朝は今日から数えて何日前だったか思い出そうとしてロマーノは呆然とした。
思い出せないのだ。
あれ、おかしい・・あんなに気になることが、いや気にしないと決めたことだがやはり自分の中でおかしいと思った日をこんなにすぐに忘れてしまうはずはない。いったい自分はどうしてしまったのか。階段の中央に不自然に立ち止まるロマーノの横を次々と人が行きかう。そのときばかりはどうしたのかと一度見てくる人もいれば本当に気にもとめていない人もいてさまざまだったと思うがそんなこと今のロマーノには気にすることはできない。ただ呆然しているうちにそうだ、今は自分の身体は金縛りのように動かなくはない指先も動く。そう気づいたのに自分の身体なのにまるで上から見下ろしている他人のことのように感じた。
バっ!と急に視界が開いてまたもとの世界に戻ってきた冒険者のような錯覚までおきるほどに周りが明るくなる気がした。そこにはローマの美しい町並みと色鮮やかな花が咲いていて真っ白い足元の階段まで鮮明に移した。いつの間にここまで上ってきたのか自分は確かに階段の真ん中あたりにいたはずだが上り終わっていた。きょろきょろとあたりを見回してその光景がいつもどうりであることに安堵し深い息を吐き出す、今度は本当に汗をかいてしまったのか首筋がほんのり濡れていた。
そのはっきりした違和感を体感してからロマーノはなぜか分かりきってたかのように心の中に出来た「自分がもうすぐいなくなる」ということが頭でわかってしまうのだ。どうしてわかるのか、そう思うそう感じるくらいの度合いの予感ではない。これは確信いや確実なことであった。わかってしまうのだからしょうがない。それが「いなくなる」と表現すればいいのか「動かなくなる」と表現すればいいのかわからないが、確かにロマーノには自分が今の自分じゃないなにも感じなくなってしまうということがわかってしまっていた。
だがそんなこと誰に言うことも相談することもできない、なぜしないのか理由はない。あるとすれば俺が言わないということだけだろうか。不思議とそのことを思って涙が出ることも切ないとか悲しいとか怖いとか思うことはなかった。そのことがもう既に己を徐々に蝕んでいるなにかが進行しているのかとも思ったが、そういえばあの後帰り道に足を引っ掛けて膝を地面に付いたときに痛いと感じ生理的な涙が出たことにまだ自分は自分であったかと小さな安堵をした。
あのときから痛みというものは訪れていない。きっとあれはこのことを伝えるサインにすぎなかったのだろう、身体能力が奪われるのはまだ先だ、まずは脳に直接ということか記憶があいまいになってきているという事実にロマーノ自身気が付いた。とても昔まだスペインの子分としてスペインの家にいったばかりのことをふと思い出して順番に日々の出来事をたどろうとするができないのである。あんなことがあった、こんなこともあった。断片的には思い出せる。だが小さなころそれも大昔の記憶なんてみんなそうやって思い出せないだろう・・くらいのレベルではないということがロマーノにはわかった。記憶の筋道がよくわからない形状になっているのである。第三者からの記憶のような違うものが流れてくるような場面もあった。たんたんと悩んでいるときにある日、あのころから習慣にしていた思い出すということの作業中、記憶のある欠片を拾い背中が凍りついた。目の前に移った記憶がなぜかオーストリアの家であったからである。行った事がないわけではない。まだ小さな兄弟をずっと離れさせておくのは可哀想だとスペインはよくオーストリアの家にロマーノを連れて行ったのだから。目の前のハンガリーが綺麗に微笑み自らに手を差し伸べ食卓へと案内する、既に席についていたオーストリアの横に腰掛並べられた食事を見回す、汚してしまうからとオーストリアが自らへナプキンで前掛けのようにしてくれた。目の前に座ったハンガリーが今日はご馳走なんですと得意げにオーストリアに語りかけている。それを横目に見ていた俺。
違う。
これは俺の記憶ではない、
ヴェネチアーノの記憶ではないか。
確かにこの記憶はヴェネチアーノの記憶である、こんなことあったことはない。あったとしてもこの光景に自分とオーストリアとハンガリーしかいないわけがないのだ、ヴェネチアーノとスペインがいれば納得いく記憶のはずだがこれは自分の記憶ではない。
そのことに気づいた日からロマーノはたびたびヴェネチアーノの記憶を見るようになった、自分と同じくらいの黒いマントの男の子とかトルコと戦ったときのことだった。自分にはたしかにそんな経験はない、ではなぜだろう。ヴェネチアーノから聞いたことを自分が勝手にイメージしたことだろうかとも思ったがこんなに日に日に鮮明になるヴェネチアーノの記憶にそんな風に思うことが出来ず、逆にスペインと過ごした日々がだんだん思い出せなくなる自分にどうしたのだろうかと思った。そうしていくうちにとうとう俺は自分の記憶とヴェネチアーノの記憶がたまにどちらが自分の記憶であったかの区別がつかなくなってきた。前なら明らかにヴェネチアーノの記憶であるとおもった記憶がこれは自分のものかヴェネチアーノのものかと少し考えてからオーストリアとケーキを作ったことなどあるわけがないじゃないかと気づくという風になってきた。そうしてその判断する時間がだんだん長くなり思い出していくうちにはじめに気づいた焦りがなくなり、ついに自分とヴェネチアーノの記憶、二本の螺旋がひとつになってしまったことにロマーノは気づかなかった。もう区別をつけることがよくわからなくなってきたロマーノは今度は思い出せる記憶の数がぐっと減ってしまったことに気づいた。日々消える記憶にロマーノは焦ることもなく淡々と日々を過ごした、どうしてこんなに自分が冷静なのかはわからなかったがだんだんと記憶と現実を今度はさ迷うようになった。
そうこうしているうちについにロマーノは昨日の記憶があいまいになっていることに気づいた。物忘れが激しいというレベルを超えたころから一番近くにいるヴェネチアーノにどうしたのかと尋ねられるようになった。尋ねられるたびに俺はぼやけた記憶が一瞬だけ鮮明になる気がして悪かったとだけ言い忘れてしまったことをはぐらかした。
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